『ビザ』よりも『マスターカード』が優勢か?(ワンタップバイ米国株)
私たちが日頃、お世話になっているクレジットカード。生活必需品になりつつある。これからの時代はさらにキャッシュレスが進んでいくと思われるが、両社、何が違うのか比較してみた。
◆両社比較
・長期的にみた場合、マスターカードが優れている。
・両社ともにブロックチェーンの利用を計画している。
◆マスターカード
・『クロスボーダー決済』において大きな競争優位性を得ることを目指している。
・クロスボーダー送金専業のTransFastを買収。同社は既に独自ネットワークを持ち、125カ国以上でクロスボーダー決済を展開している。
※ここでいう『クロスボーダー取引』とは、国境を越えて行う取引であり複数国の間で行われ取引のことを指す。
・マスターカードの2018年の売上高は150億ドル弱で、前年比20%増加。
・マスターカードはアップル(NASDAQ:AAPL)のアップルブランドカードでも提携する予定。さらに成長する可能性あり。
◆結論
・ビザの方がマスターカードより売上規模は大きい。
・ブロックチェーンへの取り組みや直近業績などではマスターカードにやや優位性あるとの見方ができる。
チャートが美しいマスターカード。