【米国・個別株】安く買う事を諦めた瞬間に道が開ける。
これに気がつくまで2年も費やした。
巷では、『安く買い、高く売る』というのがシンプルで良いと言われているが、9割の人間はそう思って投資活動を行ない、懲りずに失敗し続ける。
逆張り投資について
安く買おうと意識すると逆張りになることが多い。だが、本当に底値にきているという分析はしっかりできているだろうか。本当に理解できているのは全体の5%に満たないと思う。というより、めんどくさいから調べない人が大多数ではないだろうか。
長期投資の戦略も同様だ。
右肩下がりになっている個別株式に、思考停止して株式を定期的に積みますスタイルがある。
そして、『長期的にはリターンが高くなる』とお経を唱える人がたくさんいる。確信を持って投資していれば良いが、果たして本当に元の株価まで戻ってくると思っているのか。
逆張りは簡単なようで、非常に難易度が高い。実践しても良いのは、一握りのプロフェッショナルだけだろう。中途半端な投資経験者が手を出したら十中八九失敗スル。わざわざリスクのある事をする必要はないと感じる。
株価下落時に購入して良いのは、インデックスファンドだけだと思っている。
高値で買う
個別株式は、高値を更新し続けている銘柄に絞り、業績を調べる。当期のEPSの増加率にも注目し、然るべきタイミングで資金を投入する。業績が奮わないと判断したら利食いする。
最初から判断を誤った場合、買値から8%下落した時点で、損切りする。これが最大の防御になる。
例えば、10銘柄へ投資するとして半分は失敗する事を前提にした方が良い。巷の長期投資『なんちゃら10種』だとか並べる必要はナイ。銘柄が多くなればなるほど、難易度は上がっていく。
物凄く頭が良く、スーパーマンのような人間がやる事だ。
安く買い、高く売ることを実践できるのはプロだけだ。
安く買う事を諦めた瞬間に道が開ける。
奥の深い言葉だ。少なくともワタシには『安く買うこと』は出来ない。
プロではないワタシを含めた凡人は、成長株に乗った方が圧倒的に勝率が高くなる。短期投資だとか長期投資だとかわざわざそういう枠にはめ込む必要などないし、固定観念にはまる必要などない。不要だ。
『高値で買い、さらに新高値で買う。』
この戦略で有れば、難易度が低くなり、実践できるレベルになる。
記事作成:吉沢京一郎
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